le liberte!

2012.09.20 Thursday 21:57 [-]

みなさんこんにちは!

私はソプラノ3年の瀧川朋代です♪

題名は、私がオペラで演じたカルメンの歌の一説で、私が今回の夏合宿オペラでなによりも大切だと感じたことです。

今回、夏合宿での3年オペラを代表してブログを書かせて頂くことになりました。

ブログを書かせていただくことに先立ちまして、わざわざ長野の菅平まで足を運んで下さったOB.OGの皆様、本当にありがとうございます。

本当に、毎年、毎回、ありがたいことです。


さて、毎年この夏合宿で我らが3年生は、オペラのワンシーンを演じます。

各人が希望を出した中から選曲されるのですが、今回の夏合宿で私は、

『こうもり(Die Fledermaus)』
第一幕・No.2(三重唱)
Nein, mit solchen en Advokaten
ロザリンデ役

『カルメン(Carmen)』
第二幕・No.17(二重唱)
Au quartier!〜Non, tu ne m'aimes pas
カルメン役

をやらせていただきました。

私は春合宿でオペラをやってから、オペラが大好きです。
高校時代に演劇部に所属していたこともあり、人前で演技することが好きでしたし、歌を歌うことも好きでしたから、私の好きなものだらけのオペラがとても楽しかったのです。

しかし、この夏合宿で取り組んだオペラは、どちらも難曲ばかりで、泣きそうな思いで練習したのを覚えています。

こうもりはドイツ語
カルメンはフランス語

こうもりはとても早口な歌であり、まるで早口大会です。

カルメンは慣れないフランス語の発音が心配でしたし、なにより全体を通してカルメンが八割がた歌いっぱなしというハードな曲です。

私は、一体なんて難しい曲に挑戦しようとしているのか(しかも2曲!)。
どうなるんだと思いました。

練習が始まっても、やはりその難しさは変わらず、壁に何回もぶち当たりました。

音がとれない
リズム読みができない
ディクションがさばけない
共演者とのコミュニケーションが上手くいかない

....etc.


とくにカルメンはリズムの難しさや独特の旋律が多様されていて、レッスンでもシーンのカットを提案されるくらい酷いスタートでした。

今思い出しても、その時のことは後悔ばかりです。

相手のホセ役の男の子とも、険悪な雰囲気でした。


しかし、周囲の方々の並々ならぬ御尽力のお陰で、どうにかこうにか人に見せられるものにまで持って行くことができました。

自分たちの力だけでは本番のようなものにまでは出来ませんでした。

本当に、どんな言葉を使っても足りないくらいの愛情と熱意を注いで頂いたと感じています。


私は今回のオペラをやったことで学んだことがあります。


・自分たちが思っている以上に、周りの方々も自分たちのことを考えてくれているのだということ。

・自分たちが、本当にたくさんの人に支えてもらっているのだということ。

・なにより、お互いに信頼し合っていないと、いいものは作れないのだということ。

・人に見られるという意識をもつことの大切さと、表現の難しさ。


です。


私たちが夏合宿で人前で披露したものは、音楽と演技という「ライブ」です。

いくら周りの方々に手取り足取り指導していただいても、最終的に人前で演じてみせるのは私たち本人です。

「ライブ」では、それまでの積み重ねがたった一回切りの本番の成果で評価されてしまうというシビアさがあります。

その場になってできるかできないか。

そのために練習があり、その一瞬のために、みんな必死になっていいものを目指し作り上げていくのです。

そのプロセスを1つでも抜かしては、見にきて頂いた方々を楽しませるなんてことは出来ないんだと、身をもって感じることができました。

同時に、自分だけでなく、共演者ともきちんと向き合ってものを作り上げて行かなければならないのだと感じました。

自分ばかりが歌えたって、演技ができたって、相手との意志疎通ができていなければ、演技のついたオペラで1つの作品なんてできません。

作品をつくるにしても、見せるにしても、人と人とのつながりが第一に大切なことなんだと知りました。


本番では、教えて頂いたことや練習したことを最大限に発揮すること。
そして、見にきて頂いた皆様に言葉を、表現を1つのこらず届けることだけを考えて歌いました。

本番は今までのどの練習よりも、自由にやることができたと思います。

いろいろなことを注意され、意識して練習するからこそ、本番ではじめて自由にやれるのだと感じました。

この思いを忘れず、これからの活動にも生かしていきます。

最後に、夏合宿を見にきて頂いた皆様の心に、私たちのコンサートが何か少しでも残すことができていたら幸いです。

長文お付き合い頂き本当にありがとうございました。
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